MENU

資本政策表の作成手順

資本政策の作成手順とは?最初に知っておくべきこととは?

資本政策の作成手順について、網羅的に解説していきます!

目次

資本政策表の意味

資本政策表とは、目標(IPOもしくはM&A)に対する資金調達と株主構成を逆算して作成し、いつ、誰から、いくら調達するかを可視化するためのツールです。作成する上で、重要な点は以下3つです。

①目標から逆算する

一般的に株式で資金調達を行う場合は、投資家はexitによりキャピタルゲインを得ることを目的にしています。そのため、具体的でなくても将来のIPOまでの資金調達と株主構成を考えましょう。

②いつ、誰から、どんな手法で調達をするか

将来のIPO時に維持したい経営者の持株比率を考慮し、IPOまでにどれだけの増資までなら許容されるか、達成するには誰からいくら調達する必要があるかを考える必要があります。

③事業計画が大前提

株式による資金調達は経営者の持株比率とトレードオフの関係にあります。投資家に提案する事業計画が、必要な資金調達と株主構成を実現出来るバリュエーション(企業価値)である必要があります。そのため、資本政策を作成する上で事業計画は最も大切な要素です。

資金調達において知っておくべき用語

Pre Value

Pre Valueとは、資金調達する前のバリュエーション(時価総額)のことです。以下の式で求められます。

増資前の発行済み株式数×株価

(プレマネー、プレバリュエーション、プレ時価総額は同義語)

Post Value

Post Valueとは、資金調達後のバリュエーションのことで、以下の式で求めます。

Pre Value + 調達金額 = Post Value

(ポストマネー、ポストバリュエーション、ポスト時価総額は同義語)

資本政策作成手順

[timeline][tl label=’STEP.1′ title=’事業計画策定’] 事業領域やその市場規模を分析し、目標とする財務数値(売上、コスト、設備投資等)を計画します。そして、現状と目標との差異を認識する。
[/tl][tl label=’STEP.2′ title=’必要資金の把握’]事業計画を実行するための必要資金を把握し、IPOまでの調達回数を把握します。
[/tl][tl label=’STEP.3′ title=’どれくらいのバリュエーションを考えるか’] 各ステージ毎にバリュエーションは高すぎず、低すぎず適切な水準で調達をする必要があります。上場している類似企業のPERやPBRを参考にし、IPO時から現状の企業価値を逆算する方法が一般的です。 [/tl][tl label=’STEP.4′ title=’どこから調達するか’]エンジェル投資家やベンチャーキャピタル、事業会社等の投資家から必要な資金を調達します。資金調達だけでなくアドバイスや会社とのシナジー等を考慮し、どこから調達をするかを決定します。
[/tl][tl label=’STEP.5′ title=’Exitイメージを持つ’] IPOを具体的に目指すためには、どの市場を目指すかによって充足すべき基準が変わってきます。東京証券取引所では、マザーズ市場、ジャスダック市場、一部、二部があり、それぞれ充足すべき基準が変わってきます。※2024年4月より市場再編により三つの市場(グロース、スタンダード、プライム)に移行されます。
[/tl][tl label=’STEP.6′ title=’資本政策表へ反映していく’]資本政策の目標が決まり、現状の資本構成から目標達成時点での資本構成までの推移をエクセルシートに落とし込みます。[/tl]

まとめ

資本政策を作成する上で、重要なポイントは3つありその中でも事業計画は最も大切な要素と言うことが分かりました!しかし、資本政策は、一度作ったら終わりではなく日々の事業環境の変化と共に見直す必要があります。それでは、実際の作成方法を見ていきましょう。

よかったらシェアしてね!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次
閉じる